はじめに：ここをご覧になっている方は独立開業を検討されており、様々なＦＣ会社を見比べていると思います。ハウスクリーニングの業者は大手から中小、はたまた個人まで様々あります。大手の看板の庇護を受ける選択もあれば、自分の力で生き抜いていく考えもあります。私は後者を選択して門を叩きました。結果、判断は間違っていなかったです(笑)。

研修中：様々な先輩の指導を受けましたが、特に印象に残った指導役は大北さんです。理由は私がイメージしていた理想像にもっとも近かったからです。洗剤に関する知識に始まり、現場で見落としがちなちょっとした工夫など、細かなところまで丁寧に教えていただきました。また、現場にも同行させていただき、お客さんとのコミュニケーションや追加のオプション提案など、技術以外の部分も大いに参考になりました。

研修後：現場に出ると先輩が隣にいる訳でもなく、お客さんの前ではプロです（苦笑）。隣に助けてくれる人がいる訳ではありません。ちなみに、私の初仕事は富士通のノクリア二台でした。かかった時間は8時間。この時間は、孤独と対峙して耐え抜かなければなりません。しかし、研修指導役の大北さんとつながっている安心感があるので、現場では一人のようで孤独ではありません。ちなみに、今でも大北さんには助言を求める事があります。いざという時に助言を求められる先輩がいるだけで心強くなれます。

総評：一人だから成長できる反面、一人では対応しきれないことも少なくありません。また、不安を感じた時に相談に乗ってくれる仲間や先輩も必要です。現在は様々な方法で繋がることができるので、物理的には一人であってもメンタル面では孤独ではありません。むしろ、隣にいても役に立たない先輩や上司に比べれば、遠くにいてもいつでも相談にのってくれる大北さんがいれば百人力です。
最後に、この仕事を始めてから気づいたことがあります。それは、【ありがとう】を心から素直に言える自分がいます。